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1年の名刺交換の検証をしてみましょう No.106
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今年も残すことあと4日となりました。
振り返ってみて、あなたにとって、どんな年でしたでしょうか?
この1年を振り返るとき、
どんな方との出会いがあったのか、そしてどう展開していったのかを
名刺フォルダを見ることで思い出すことができます。
ただ名刺フォルダを見て、1年を振り返るだけでなく
この年末年始を使って、普段なかなか出来ていない、
名刺交換の検証をしようと思っています。
すでに実施していらっしゃるかも知れませんが、
どのように検証するか、参考になればと思います。
■名刺交換後は、ファイリングとSNSでつながる。
いただいた名刺の整理の方法は、それぞれこだわりがあると思います。
私の場合は、「儲かる名刺」の効果で
私に興味を持っていただいた方からは、
相手の方から連絡をいただく場合が多いので、
整理自体は、できるだけ効率的にやっています。
普段は、2つの事をやっているだけです。
1.名刺交換後、名刺交換した日付や会合名を名刺サイズの紙に記載し
名刺フォルダのページの1番上に入れ、順次入れていく。
2.facebookをやっていらっしゃる方には、友達申請をして繋がる。
交流会などで名刺交換をした場合は、通常はここまでです。
facebookでつながると、お互いの日常が相互にわかったりするので、
親近感が湧いてきます。
facebookの投稿がきっかけで、そこからメルマガ登録いただいたり
セミナーへ参加いただいたり、
または仕事の依頼を直メッセージをいただく場合もあります。
セミナーへ参加いただいた方との名刺交換では、
セミナー後のアンケートでメルマガ配信をご希望いただいた場合は
メルマガを配信させていただいております。
■1年間の名刺交換の検証をしてみましょう
古土の場合、普段は上記の2つだけですので、
この年末年始に以下の検証をやり、数値化しようと思っています。
1.1年間で名刺交換をした人は、何人か?
2.その名刺の中で、仕事につながった人=お客様になった人は、何人か?
3.直接のお客様ではないが、お客様を紹介いただいた人は、何人か?
4.自分に興味を持っていただいたと感じる人は何人か?
1は、ネットショップで言うアクセス数です。
2は、お客様になっていただいた数=転換数です。
3も、広い意味でのお客様です。
なので、
(2+3)÷1×100=転換率 が計算できます。
仮に
1年間で200人と名刺交換し、
15人がお客様となり、5人を紹介いただいたとすると
(15人+5人)÷200人×100=10%
10%の転換率ということになります。
年間で100人のお客さんを得るには、1000人と
会う(名刺交換する)必要があるということです。
具体的な数字にすることで、
それでは、1000人と出会うにはそうすれば良いか?
という具体的な行動に落とし込むことができます。
また、出会う人数を増やすだけではなく、
転換率が仮に倍になったとすると、お客様の数も単純に倍になります。
転換率を上げるには、
ただ、やみくもに交流会などに行って名刺交換をするのではなく、
自分のお客様になっていただけそうな方がより多い場所、場面で
名刺交換する事を心がけることです。
「あなたのお客様になっていただけそうな人は、どこにいるか?」
を意識して、名刺交換するところを考えてみてはいかがでしょうか?
4の「自分に興味を持っていただいた人」は、
将来お客様になるかも知れない人(=見込み客)か
将来お客様を紹介してくださるかも知れない人(=紹介者)です。
名刺交換の時に、仕事に対していろいろ質問いただいた場合は
仕事に興味を持っていただいている可能性が高いです。
また、あなた自身に興味を持つ場合があります。
趣味や出身が同じなどということで、親近感を持っていただいたり
仕事に対する情熱やこだわりに共感いただいた場合です。
あなたの仕事によっては、直接のお客様にならない場合でも、
知り合いをご紹介いただける場合があります。
どちらの場合も、すぐその場で契約ということは、難しいので、
SNSなど何らかの方法でつながっておいて、
必要になった時、または知り合いが必要になった時に
連絡をしてもらえる関係性を築いておくことが必要です。
よく「儲かる名刺」を作っていただいた方から
「名刺を渡すと、仕事や自分に興味があるかどうかが、
一瞬でわかる」という声をお聞きします。
キャッチコピーや写真、裏面のプロフィールで
興味を持っていただけるように作っているので
名刺をあまり見ない人は、
そもそも仕事につながる可能性が低い人、お客様にならない人だとわかるので、
効率よく名刺交換できるとお聞きします。
後で相手の名刺を整理する時や、facebookなどでつながる時に
チェックできますね。
実際、一度、具体的な数字にしてみると、
よりイメージできるのではないかと思います。
今年は数字にしてみるつもりです。
あなたも検証してみてはいかがでしょうか?
■名刺交換をより有効活用するために・・・
せっかく参加した交流会での名刺交換をより有効活用するために
名刺交換後の流れを確立していきましょう。
古土の場合は、上記のとおり、
「儲かる名刺」自体で仕掛けをしているので
現在は、「facebookでつながる」しかやっておりません。(^_^;)
よく、名刺交換したあとに、
手書きで丁寧に書いていただいた「お礼葉書」をいただくことがあります。
一時期、私も出していたのですが、
何せ筆不精なもので、長続きしませんでした。(^_^;)
確かに後日、葉書をいただくと
名刺交換をするだけより、印象に残ります。
ただ、残念ながら、通常の名刺で、しかもあまりお話をしていないと
せっかくいただいた葉書も、誰からのものかよくわからない場合も
数多く体験しています。
何の仕事をされている誰からの葉書か?が認識されなければ
後に仕事につながることは、ありません。
またの機会に、
名刺交換をより有効にする「お礼葉書」について
お伝えします。