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わかりやすいと、口コミされやすい! No.11
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【儲かる名刺】の重要な要素である、「2つのブランディング」。
「2つのブランディング」とは、「会社のブランディング」と
「個人ブランディング」です。
「個人ブランディング」については、
前回、前々回のメルマガでお伝えさせて頂きました。
今回は「会社のブランディング」について、お伝えしたいと思います。
「会社のブランディング」とは、簡単に言うと
「お客様から選ばれる理由」
です。
言い方を変えると「会社のウリ」「会社のとんがり」です。
大事なのは、「わかりやすい」という事、
つまり、「1点集中」が重要なんです。
特に、多角経営でいろいろな業種を経営されていらっしゃったり、
いろいろな商品を扱っていらっしゃったりする方は、注意が必要です。
あるセミナーに参加した時、名刺交換をさせて頂いた、Hさん。
名刺には、「株式会社××××」という社名。
何店舗か経営されているようで、
「居酒屋店のロゴ」、「カフェのロゴ」、「カラオケ店のロゴ」、
「ジュエリー店のロゴ」が印刷されていました。
チェーン展開しておられるようで、
裏面には、それぞれのお店の住所、TELなどが、ズラズラ・・・。
フルドは、それらの「ロゴ」を見ても、
何をされていらっしゃるのか、さっぱりわかりませんでした。(^_^;
フルド「すいません、何のご商売をされていらっしゃるんですか?」
Hさん「はい、いろいろやってます!」
フルド「いろいろですか・・・(^_^; 」
Hさん「居酒屋、カフェ、カラオケ店、ジュエリーをやってます。」
フルド「なるほど・・・。」
(うかがってはじめて、何のお店かわかりました・・・)
フルド「幅広く、ご活躍なんですね!」
Hさん「まあ、ボチボチですけどね・・・。」
フルド「この中で、どのお店が、1番繁盛されていらっしゃるんですか?」
Hさん「どれも、どんぐりの背比べです。これといったのは、ないです。」
フルド「そうなんですか・・・。」
その後、家に帰って、
名刺交換のお礼のメールを出そうと思って、名刺の整理をしておりました。
Hさん以外にも、20名くらいの方と名刺交換をさせて頂いています。
Hさんにメールを出す順番になり、
名刺を見返しました。
ロゴマークが4つ・・・。
フルド「えーと、何のお店だったっけ・・・。
居酒屋さんと、カフェと、えーっと・・・・。」
そう、思い出せないのです。
(フルドの記憶力が悪いせいでもありますが・・・。)
これって、とても損をしているんですね!
もし、名刺が「居酒屋さん」だけの表示でしたら、
さすがに、記憶力の悪いフルドでも、覚えていたでしょう!
覚えていたら、もし「居酒屋さん」を探す時に、
「せっかくだから、Hさんのお店で」っていう可能性もありますし、
誰かに「どこかいい居酒屋知らない?」って尋ねられた時、
「ああ知ってるよ!Hさんの○○っていうお店に行ってみたら?」
と紹介することもできます。
確かに、色々経営されていらっしゃる場合は、
すべて入れたくなるのが人情です・・・。
でも相手からすると、「何屋さん」か、認識できないのです。
「いろいろやっている人」では、人に紹介できない、
つまり、「口コミ」が発生しないのです。
フルドの場合も、現在は、
「印刷屋」と「セミナー講師」と2つの面を持っています。
それぞれの場面で、「セミナー講師」を前面に出す時と
「印刷屋」しかも、さらに絞って「儲かる名刺屋」を前面出す時と
使い分けています。
あなたは、相手から見て「何屋さん」か、わかるでしょうか?
次回は、さらに、「どんな、何屋さんか?」について
考えていきますので、お楽しみに・・・(^^)