名刺にとって、デザインは最重要ポイント?

─── index ────────────────────────────
 名刺にとって、デザインは最重要ポイント?  No.6
──────────────────────────────────

こんにちは。
儲かる名刺コンサルタントの古土(フルド)です。

先日、交流会で名刺交換をさせていただいたBさん。
その時に、次のようなご相談をいただきました。

Bさん「フルドさん、名刺のコンサルをされていらっしゃるんですね?」

フルド「はい!」

Bさん「それじゃ、私の名刺、どう思われますか?
    ロゴを作成したりして、自分では、こだわって作ったんですよ!」

フルド「そーですね。オシャレな名刺ですね(^^)
    どんなご商売をされていらっしゃるのですか?」

Bさん「はい、観光者向けの飲食業を展開しています。」

フルド「そうなんですか。。。
    名刺を見ただけでは、飲食業とはわかりませんでした(^_^;」

Bさん「はぁ。。。」

フルド「会社名が飲食業を連想するような会社名ではないので、
    『観光者様に○○、○○で、地元B級グルメを提供中』みたいな言葉を
    入れないと、わからないですねー」

Bさん「でも、そんなの入れると、ちょっとカッコ悪いなぁ。。。」

フルド「名刺をお渡しするお相手は、どんな方が対象なんですか?」

Bさん「だいたい、旅行代理店様とか、観光業者様に向けての営業が多いかな。」

フルド「 営業でお使いになるなら、なおさら入れないと。。。
    自分を良く見せたい場面で使うなら、今のようなデザインでもいい
    ですけど。。。」

Bさん「そういうもんですかねー。」

フルド「特にロゴなど、大企業なら見覚えがあるので、認識してもらえるけど
    私たちのような中小企業は、ロゴやマークなど知らないから、
    相手からすると、『何か入っているなぁ』で終わりの可能性が高いですね。」

Bさん「そーか。。。せっかく費用かけたのになぁ。。。自己満足か。。。」

フルド「大企業はテレビCMをはじめ、マスメディアで、莫大な費用をかけて
    イメージを定着させていますから、名刺もオシャレなもので良いんです。」

Bさん「なるほど。。。」

フルド「私たちのような中小企業は、名刺交換をした時、相手の印象を良くする
    というより、相手といかに繋がるかが、大事だと思います!」

Bさん「だからデザインより、内容が大事だということですね?」

フルド「そうなんです。もちろん、第一印象も大事なので、デザインも重要な要素の
    1つです。でも、まずは、名刺に記載する内容が1番大事ですね!」

Bさん「名刺に記載する内容を考えるという発想が、なかったなぁ。。。
    会社名と肩書きや名前、それに住所などの連絡先でいいと思ってました。」

フルド「そうですね。デザインについては、あれこれ考えたり、
    費用をかけたりする方はいらっしゃいますが、名刺に記載する内容を
    考えたり費用をかけたりする方は、少ないですね。
    定型だと思っていますから。。。
 
    逆に考えると、そこがしっかりできていると、印象にも残る名刺に
    なりますよ!」

Bさん「そうか!」

フルド「せっかくの名刺交換というビジネスチャンス。
    パッと見て、自分が何者かわかる名刺で、せっかくのチャンスを逃さないで
    下さいね!」

Bさん「大きなビジネスも、1枚の名刺から始まりますからね!」

フルド「そうです!たかが名刺。されど名刺です!」

Bさん「それじゃ、どんな内容を入れたらいいか、今度相談させて下さいね。」

フルド「はい、いつでもどうぞ(^^)」

◆あなたの名刺、名刺に記載する内容を考えていますか?◆

名刺交換は、量?、質?

─── index ────────────────────────────
 名刺交換は、量?、質? No.5
──────────────────────────────────

こんにちは。

儲かる名刺コンサルタントの古土(フルド)です。

 

 

先日、ある異業種交流会に参加した時のお話しです。

 

後日、交流会に参加していたAさんと

お話しをする機会がありました。

 

 

Aさん「先日の異業種交流会、結構たくさんの方が参加されていましたね。」

 

フルド「そうですねー、50人くらいは参加されていたかなぁ」

 

Aさん「フルドさん、何人の方と、名刺交換されました?」

 

フルド「10人ですね(^^)」

 

Aさん「えー、たった10人(・o・) 私なんかほとんどの人、

    40人くらいは、名刺交換しましたよ!」

 

フルド「そうなんですか。。。」

 

Aさん「そうすると、私はフルドさんの4倍の人脈が

    できたっていうことですね!」

 

フルド「ちょっと待って!Aさん、その40人全員と

    連絡取れますか?」

 

Aさん「えーっ!実はたくさんの人と名刺交換したので、

    顔と名前が一致しない人が多いかも。。。」

 

フルド「ということは、相手も、おそらく顔と名前が

    一致していない可能性が高いですね!」

 

Aさん「うーん。。。」

 

フルド「それって、人脈とは言えませんよ!

    名刺のコレクションが増えただけ。。。」

 

Aさん「そーか。。。フルドさんは違うの?」

 

フルド「10人としか名刺交換出来なかったけど、

    全員と連絡可能ですよ。

 

    結構、交流会が終わった後に、お相手から、

    Twitterでフォローしてもらったり

    facebookで友達申請して頂いたり。。。」

 

Aさん「それは、twitterやfacebookのIDを

    名刺に記載しているからじゃないの?」

 

フルド「記載していても、興味のない人をフォローしたり、

    友達申請しないですよ。

    私に興味を持っていただいたから、

    行動を起こしていただいたんですよ。」

 

    facebookで私から友達申請した時も、

    快く承認して頂けますよ(^^)」

 

Aさん「なるほど。。。」

 

フルド「名刺交換は、数ではなく、質が大事なんです!

    その方とどのくらい何をお話ししたか、が重要です。

    通常の名刺交換だったら、

    名刺を見る時間は10秒以下だと思います。」

 

 

Aさん「10秒以下か。。。」

 

フルド「この前の交流会は実質、名刺交換が出来た時間は、

    1時間くらいだから、Aさんは、平均1人1.5分、

    フルドの場合は、平均6分。

    しかも、私の場合は、私自身の事を色々お尋ねいただいた

    場合がほとんどです。

    普通の世間話じゃないですよ。」

    

Aさん「1人あたりの名刺交換時間が長いから、

    多くの人と名刺交換できなかったわけだ。。。」

 

フルド「そうです!私の名刺は、滞在時間が長いんです。

    これがポイントです!」

 

Aさん「名刺の滞在時間!」

 

フルド「そう、滞在時間!ネットショップで滞在時間が長いと、

    購入に結びつく可能性が高いのと一緒で、

    名刺も滞在時間が長いと覚えて頂いたり、

    興味を持って頂ける可能性が高いんです!」

 

Aさん「そうか!それで、後からも連絡が取れる関係になれるんだね。」

 

フルド「そう、だから、人脈になっていく可能性が高いんですよ(^^)」

 

Aさん「名刺が違うだけで、こんな差がでるとは考えもしなかった(T_T)」

 

 

あなたの名刺交換、量ですか? 質ですか?

 

名刺の裏面、有効活用していますか?

─── index ────────────────────────────
 名刺の裏面、有効活用していますか? No.4
──────────────────────────────────

こんにちは。
【儲かる名刺コンサルタント】の古土(ふるど)です。

前回のメルマガでは、「あなたの名刺、顔写真入っていますか??」
ということでした。
簡単に説明すると、
「顔写真がある名刺は、覚えていただける可能性が極めて高い」という事と
「あなたらしさがわかる写真を入れましょう」という事についてでした
今回は、名刺の裏面について考えてみたいと思います。

■あなたの名刺の裏面は、どうなっていますか?

ちょっと自分の名刺を思い出してください。
名刺の裏面、どうなっていますか?

下のどれかに該当しますか?

1、白紙
2、各事業所、支店などの連絡先
3、営業品目、事業内容など
4、英文

なるほど。。。

もちろん、名刺を使う目的やお渡しするお相手によって
その内容も変わってきますので、どれが正解でどれが間違いということは
ありません。

それでは、個別に考えていきたいと思います。

■裏面が白紙の場合

最近は、裏面が白紙の名刺は、かつてに比べると少なくなりました。
ご自身で作成されたり、印刷自体のコストが下がってきていることもありますが、
裏面に何か印刷されていることが多くなりました。

第1回のメルマガでも掲載しましたが、
名刺交換の場においては、
「名刺はほぼ100%の確率で見ていただける最強の営業ツール」です。

そのせっかくの機会で、
表面だけの情報をお伝えするだけでは、
もったいないと思いませんか?

逆に裏面が白紙でも良い場合は、
単に自分の所属や名前、連絡先をお伝えすればよいという
「連絡先カード」としての利用の場合に限られるのではないでしょうか。

ビジネスに名刺を活用しようとお考えでしたら、
ぜひ裏面も有効活用してくださいね。

■各事業所、支店などの連絡先の場合

大きい会社様になればなるほど、事業所や支店などが多くなり
表面では入りきらず、裏面に羅列してある場合があります。
それも、事業所名だけでなく、郵便番号、住所、電話、FAXなどです。

確かに、全国に事業所や支店を記載すれば、
規模の大きさやネットワークがあることが相手に伝わり、
信頼感や安心感を与えることはできます。

ただ、お渡しした相手にとって
連絡する可能性のきわめて低い、
事業所や支店の連絡先まで必要なのでしょうか?

同じ印刷するなら、もっと印刷すべき内容があるのではないでしょうか?

■営業品目、事業内容の場合

特にいろいろな事業内容や取り扱い品目を扱っている人の名刺は、
裏面いっぱいに羅列している場合があります。

自分の扱っている事は全て載せて、少しでも網を広げたほうが、
効率が良いと考えがちです。

しかし、渡された相手からすると、
結局、その人は何をする人か、パッと見て、わかりません。

わからなければ、
興味を持たない→覚えていない→存在しないのと同じ事
という悪循環になってしまいます。

■英文の場合

もちろん、名刺交換をするお相手が外国の方の場合は、
必要です。

しかし、外国の方と名刺交換をする可能性が
ほとんどないのにもかかわらず、
「裏面が空いているから」
「インターナショナルな感じでカッコイイから」
などという理由で、英文にしている場合があります。」

私が頂いた経験上、裏面をチラ見して終わりです。
もちろん読みません。
というか、読めません(^^ゞ
大勢の方は、そんなものだと思います。

せっかく費用をかけて作ったのに、です。

裏面の有効活用について、ご理解いただけたと思います。
それならば、裏面の有効活用とは?について
またの機会に考えていきたいと思います。