あなたのウリ(強み)は、お客様から見てもウリ(強み)と感じられますか?

先週は、公益財団法人広島市産業振興センター(中小企業支援センター)さんが主催する「創業アカデミー1」というこれから創業を目指す人への講座の講師を2年連続でご依頼いただきましたので、登壇させていただきました。

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これから創業を目指す場合、特に大事なことは、「見込みのお客様をいかに集めるか?」ということ。お客様になってもらえる可能性が高い人が多いほど、スムーズに安定してスタートできます。

 

なので、まずは、「知ってもらうこと!」に力を入れることになります。
どんなに良い商品・サービスを扱っていても 知られていなければ、残念ながら存在しないのと同じことです。
それでは、知ってもらうためには、どんな行動を起こせばよいでしょうか?

名刺・DM・チラシ・パンフレットなどのツールを配って告知するのが一番手っ取り早い方法ですね。
しかし、実際、街で配られたり、ポストに入っている、チラシ、パンフレット、DMなど、あなたは見るでしょうか?

せっかく費用をかけて作っても 残念ながら見られていないかも・・・。(><)
なぜ見ないかというと、残念ながら、相手の言いたいことばかりしか掲載されていないから、興味を持ちにくいのです。

・ウチの商品はこんなにいいよ!
・ウチのサービス、ぜひ一度利用して!
いわゆる「ウリの押し売り状態」・・・。(T-T)
逆に相手に興味を持ってもらうには、「その商品・サービスがどんな役に立つのか?」を相手からの視点で考え、記載しなければいけません。

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例えば、印刷店が「ウチの強みは、100種類の書体を持っていること」と思っていると、「100種類もの豊富な書体を準備しています!」というアピールをしてしまいます。

しかし実際は、お客様からすると「そんなにたくさんの書体があると選べない、選ぶのが面倒くさい」と思われてしまします。

 
この場合は、「ベテランデザイナーが、お客様の職種にあった書体を100種類の中から厳選します!」という方が、価値が伝わります。

 
お客様からすると、その印刷店のウリは、「100種類の書体があること」ではなく、「職種にあった書体を選んでもらえること」なんです。

 
「自分のウリ」が「お客様にとってのウリ」であるかどうか、考えてみてくださいね。

 

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